心臓病

鶏レバーの葉酸含有量

葉酸が多く含まれる食品、というと、まず考えられるのが野菜や果物です。
もともとホウレンソウから発見された栄養素であり、名前の由来もラテン語の「葉」である「folium」からきています。
ビタミンB群の仲間ということで、新鮮な野菜や果物に多く含まれている栄養素なのです。

しかし、野菜や果物より、もっと葉酸を多く含んでいる食品があります。
それは「レバー」です。
レバーの中でも、鶏レバーは最も葉酸の含有量が高い食品です。
その他にも、血液を造るはたらきがある鉄分や、ビタミンB12も多く含んでいることから、貧血を改善するはたらきもある、栄養豊富な食材です。

鶏レバーは、焼き鳥や、ショウガやワインなどと一緒に煮込む料理などが代表的なメニューです。
缶詰も売られており、手軽に食べることもできます。
調理をした鶏レバーの葉酸が含まれている量は、焼き鳥2本、約60gとすると、おおよそ780μgです。
葉酸は水溶性ビタミンのため、熱に弱く、加熱調理などで熱を通すことによって、かなりの量が失われてしまいます。
そのため実際に体内で吸収される量は、含有量の約半分だと考えられます。
また、過剰に摂取した分は、1000μgを越えなければ、尿によって排出されると考えられます。
毎日大量の鶏レバーを食べるような極端な食生活だと、葉酸の過剰摂取に繋がってしまうおそれもありますが、適度な量を食べることは、妊娠後期に起こりやすい妊娠貧血症の予防にもつながるといえます。

結局はここでも食事のバランスが大切ということです。
どんな食品も食べ過ぎは栄養が偏る危険があります。
葉酸に関しても単純に含有量だけで判断するのではなく、出来るだけ色々な品目からの摂取を心がけましょう。
そうすることで、その他の栄養素も偏りなく摂取することが出来ます。

あまり難しく考えなくても、炭水化物である米や小麦、タンパク質源の肉や魚、野菜や海藻類で摂れるビタミンやミネラルというような基本的な食事を守っていれば、ちょっと気をつけるだけで必要な栄養は十分に摂取することが出来ます。
なんでも美味しく食べて、健康な身体の糧としましょう。